*冷害 ➡ 鰈害(ちょうがい)

 '23/05/20

 

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:冷害(れいがい)とは、例年よりも気温の低い日が続く自然災害である。日本では、北日本(北海道・東北地方)で冷夏となり稲作などに多大な影響が生じる災害を指すことが多い。

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#冷害

鰈害(ちょうがい):

オホーツク海に出没する、ヒラメ科ジュウタンガレイ属に属すと目される、幻の巨大ヒラメ『サマンペ・タㇺ(Samampe_Tam)』による獣害。

アイヌ語で「刀の鰈」を意味するサマンペ・タㇺは、全身に鋭利な鰭を具えており、それを使って底曳網などをズタズタに切り裂くという。

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【無修正版】

&冷害

鰈害(ちょうがい):

主に、オホーツク海に出没する、恐らくカレイ亜目ヒラメ科ジュウタンガレイ属に属すと目される、幻の巨大ヒラメ『サマンペ・タㇺ(Samampe_Tam)』による獣害。

アイヌ語で「刀の鰈」を意味するサマンペ・タㇺは、その名が示す通り、全身の縁を覆う縁鰭(えんび)が、刃物のように鋭利な構造となっている。

そして、底曳網(そこびき-あみ)などに掛かった際、その鋭い鰭先を駆使して網をズタズタに切り裂くという。

これまで、アイヌに伝わる想像上の生物と認識されていたサマンペ・タㇺだが、実際に漁業被害が発生している以上、その実在に疑う余地はない。

因みに、サマンペ・タㇺの中でも、とりわけ巨大な個体は「ポロ・サマンペ・タㇺ・カムイ(Poro_Samampe_Tam_Kamuy)」と呼ばれており、その意味は「大きく、刀のような鰈の神」である。

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【元ネタばらし】

●鰈害(ちょうがい):『冷害』より。

*『冷』の音読み「れい」から、読みに「れい」が含まれる[鰈(かれい)]を導き出した。

オホーツク海:当該案件の参考にしたオヒョウが生息する海域の一つ『オホーツク海』より。

オヒョウは、主に、北太平洋などの寒い海域に生息している。

●カレイ亜目ヒラメ科ジュウタンガレイ属:オヒョウの日本語表記での学術的分類『カレイ目カレイ科オヒョウ属』より。

*[カレイ亜目ヒラメ科]は、ヒラメ類に共通する学術的分類。

*[ジュウタンガレイ]は、ヒラメ類の「海底に張り付いている」という特徴から、巨体を海底に寝そべらせているUMAを閃き、そして、その様から絨毯を連想し[ジュウタンガレイ]を創造した。

*ヒラメ科であるジュウタンガレイを「カレイ」としたのは、ジュウタンガレイが鰈の特徴を有していることに起因する。

┗*これは、オヒョウがカレイ科なのに、鮃の特徴を有していることで「ヒラメ」扱いされていることへのアンチテーゼである。

●幻の巨大ヒラメ、サマンペ・タㇺ(Samampe_Tam):『ジュウタンガレイ』より。

*「冷害」という言葉から導き出した「鰈害」から、更に、連想した獣害。それを起こすに相応しい、刃物のような鰭を持つ『ジュウタンガレイ』を創造し、そこから、アイヌ語で「刀の鰈」を意味する[サマンペ・タㇺ]へと発展させた。

●底曳網(そこびき-あみ):オヒョウの漁獲法の一つ『底曳網』より。

*海底に生息しているオヒョウは、主に、底曳網で漁獲するが、回遊魚でもあるため、定置網や延縄(はえなわ)でも獲ることができる。

●ポロ・サマンペ・タㇺ・カムイ(Poro_Samampe_Tam_Kamuy):『サマンペ・タㇺ』より。

サマンペ・タㇺに、アイヌ語で「大きい」を意味する「ポロ(Poro)」を接頭語として、また、「神」を意味する「カムイ(Kamuy)」を接尾語としてくっ付け、UMA感を醸し出してみた。

 

 

▶カテゴリ:事案/

▶参考:ウィキペディア

┣*オヒョウ/

┗*アイヌ語の語彙一覧/

*Bing_AI/

*ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑>オヒョウ/

┗*オヒョウ(旧ページ)/

▶各方面にて敬称略/

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